労働基準法ってなあに?
皆さんこんにちは!
最近、労務管理の勉強を始めたので、自身の学びのために理解したことを記載していきたいと思います。
記念すべき第1回は、
固めのタイトルのとおり(笑)「労働基準法」とは何ぞやです。
ズバリ、労働基準法とは、
厚生労働省のHP「労働基準に関する法制度」
によると、労働条件に関する最低基準を定めた法律のことです。
では、実効性を確保するためどういった規制があるのでしょうか。
①労基法13条ーこの法律違反の契約
この法律で定める基準に達しない労働条件を定める労働契約は、その部分については無効とする。この場合において、無効となつた部分は、この法律で定める基準による。
(解説)
労働基準法は、労働条件に関する最低基準を定めているので、労働契約の労働条件の方が有利な場合は、どの有利な部分が有効になります。
一方、労働基準法に達しない労働条件については、労基法で定める基準となります。
②労基法117条~121条 罰則
労働基準法では、ほとんどすべての規定する違反について、その悪性の度合いに応じて罰則を設定する方式を取っています。
そして、使用者(=事業主、事業の経営担当者など)に対して罰則を科すことが定められています。
③労基法97条 監督機関の職員等
労働基準主管局(厚生労働省の内部部局として置かれる局で労働条件及び労働者の保護に関する事務を所掌するものをいう。以下同じ。)、都道府県労働局及び労働基準監督署に労働基準監督官を置くほか、厚生労働省令で定める必要な職員を置くことができる。
(解説)
労働基準法の実効性を確保するため、違反行為を防止するために使用者(=事業主、事業の経営担当者など)を指導・監督する専門の行政機関「労働基準主管局、都道府県労働局、労働基準監督署」が設置されています。
都道府県労働局、労働基準監督署は、労働基準主管局よりもなじみのある言葉で一度は耳にしたことがあるかな~と思います。
次回は、労働基準法が適用となる対象について解説していきます~
【参考】
法令検索なら、デジタル庁が整備、運営するWebサイト「e-Gov 法令検索」が便利です。
労働基準法のURL:労働基準法 | e-Gov 法令検索